幸福度や満足度を高める為には、何にお金を使えばよいのでしょうか?ある研究機関の膨大なデータより幸福度を高めるお金の使い方について厳選した5つの考え方を記載します、読めば気持ちが前向きになり行動に繋げやすい内容ばかりなのでご紹介させて頂きます、特にお金で損をしたくない、お金の賢い使い方を知りたい、あとは心理学や脳科学に興味がある方もぜひご覧ください
①経験を買う:お金は物より経験に使った方が投資効果が高いです、物を所有した幸福度は短期的ですが、経験は時を経るに伴い、美化されていく為、長期的な幸福度につながります、中・高校での部活やガンバった経験がこれにあたると思います、人の脳は過去の経験を美化するという性質がある為「悪い思い出でも時間が経てば美化する」という事です、悪い思い出を引きずっていたら生きていけないからです、なので今すごく辛い経験をしている人も、後々にはあの辛い経験があったおかげで今の自分があるという風によい思い出になる確率は高いです、またやらなかった後悔は残りやすい事も研究結果として出ています、経験を積むことを大切にしましょう、因みに、物に関しては逆で買わなかった後悔はしづらく、買った後悔はしやすくなります、これあるあるですよね、経験の中で特に幸福度の高い経験は
a)他人との繋がりが生まれる経験:ボランティアやスポーツチーム等社会的な繋がりの会に参加する事で幸福ホルモンのオキシトシンが脳内で分泌されます
b)思い出話になりやすい経験:旅行やイベントに参加する事です、特に辛い事やハプニングは後では良い思い出になりやすいです
c)自分の理想像に関する経験:憧れの人に会う・志望大学のキャンパスでそこの学生さんに会う事です、実体験の感動や願望はドーパミンというやる気に関わる脳内物質を出しやすく、モチベーションUPにつながります
d)滅多にない事を行う経験:滅多にない経験は記憶に残りやすいですよね
②ご褒美にする:例えば目標を達成したら旅行に行く、美味しい食事をする等です、自分で自分に制限をかける事です、何事も当たり前になってしまうと、ありがたさがなくなってしまいます、人はすぐに手に入る物は欲しがりません、素晴らしいものがいつも近くにあるとその素晴らしさには気づかないものです、逆に数が少ない物に魅力を感じます、(希少性の原理)いつもと同じ行為でも自分に制限をかけて、達成した時にお金を使うと幸福度が高まります
③時間を買う:例えばロボット掃除機や乾燥機付き洗濯機を買う、タクシーや飛行機等の時短になる交通手段を使う、通販で買う、職場に近い場所に住むといった事です、時短する事で自由な時間が増えて幸福度がUPします、お金を沢山持っているが自由な時間が無い人とお金はあまり無いが自由な時間がある人では幸福度は後者の方が高くなります
④先に支払って後で消費する:消費するタイミングを後にする事で、それをワクワクしながら待つという時間が生まれます、例えば旅行です、行くまでの期間、特に当日朝が一番ワクワクしますよね、あとは土日の休日ではなく、金曜の夜です、人はワクワク感に幸福を感じるのです
⑤他人の為に使う:これは他人へのプレゼントや寄付です、繋がりの幸福感とも関連があり、オキシトシンの分泌が促され幸福を感じます 最後に科学的根拠とは統計的な結果に基づいており、ある程度再現性がある方法です、逆に言うと100%再現ができず、個人差や時と場合によって再現性に差が出るという事です、個人差については人体の仕組み等は出にくく、感じ方の問題は出やすいです、生活リズム・睡眠・運動・食事・ストレスや脳科学については人体の仕組みに基づくものの為、個人差が小さいと考えられます、今回の題材の何にお金を使えば幸せになるかやどんな仕事についた方が幸せになりやすいかは個人差が出やすいものです、役に立つかどうかは個人差がありますので、試してみるしかないです、個人差の少ない生理学や栄養学・脳科学の知見は積極的に実践してみるべきだと思います、この前提で科学的に根拠がある方法を試しましょう、それが1番打率が高い方法で、時間を無駄にしずらい方法なのです。
(まとめ)
◎幸せをお金で買う5つの原則
①経験を買う:経験は時間が経つと共にどんどん美化されていく
a)他人との繋がりが生まれる経験:ストレス軽減・体の修復・免疫力UP・脳機能UP
b)思い出話になる経験:思い出は美化される
c)自分の理想像に関する経験:実体験の感動や願望はドーパミンというやる気に関わる
脳内物質を出しやすく、モチベーションUPにつながる
d)滅多にないない経験:記憶に残る経験は美化されやすい
②ご褒美にする:希少性の原則を活用、自分で自分に制限をかける事で効率よく幸福度を高める
③時間を買う:時短する事で、自由な時間が生まれ幸福感を高める事で幸福感を得る
④先に支払って後で消費する:人はワクワクに幸福を感じる
⑤他人の為に使う:他人との繋がりが生まれる経験と同じ効果がある
◎科学的根拠がある方法:最も試すに値する方法ではありますが、100%の再現性はないので、試すに値する方法の中で、何をするのかを自分で考えて選択し、自分で試しながら合うものを探す行動が最も効果が高い方法である
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